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Lacus Doloris

by Nozomi Aoki

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1.
ぶれる 03:08
変わる 変わる時代に 足掻いてる 足掻いてる声 虚ろな意識 新しい朝日の中 溶け出してしまわないように 知る由もない痛みは人ごみに消え 宿主の不在なんて気にも留めず 消える 消える 消える 変わる 変わる 変わる ぶれる ぶれる ぶれる なぞる なぞる言葉を 繰り返す 繰り返す文字 ぶれていく意味 鼓膜を震わす音 体を突き抜ける残響 空っぽの器だけが後に残り 指し示す魂なんて行方知れず 揺れる 揺れる 揺れる なぞる なぞる なぞる ぶれる ぶれる ぶれる 消える 消える 消える 変わる 変わる 変わる 揺れる 揺れる 揺れる なぞる なぞる なぞる ぶれる ぶれる ぶれる
2.
ガム 05:15
変えなきゃ 息の色 吐かれるものに色付けして 覚(さと)られないように 匂わせないように ドレス着て ハイヒール吐いて 貴方を 私を 騙すの ウソついてるわけじゃない 切り替えてるだけ どちらも私で 私じゃないの ミントも ライムも グレープも ブラックも 着飾るの 着飾った お味はいかが? 私を膨らませるの 弾けろ夢 香れ青春 尖らなくてもオトナになるし マトモに生きても狂気は持つわ タバコも酒も出来ない私の ちょっと背伸びしたつもりのドレスよ ウソついてるわけじゃない 演じているだけ 全てが私で 私じゃないの ミントも ライムも グレープも ブラックも 着飾るの 着飾って 私を作るの 私になるの
3.
I loved you, girl I really loved you, baby 確かにそこに君はいたんだ But we broke up, so I lost sight of everything 風化した言葉 遺された Was it useless? Or was it a vain illusion? 答えはない 答えはない It will be night, the dark and silent night 彩りは吸い込まれてく 光求めてさ迷う亡者のごとき私を殺してよ 長い永い夜にそんなもの下らないでしょ 錆びた鎖と首輪で繋がれたこの醜い私を 殺してよ 愛してよ ねえお願い 殺しておくれよ 君を求めてさ迷う亡者のごとき私を殺してよ 長い夜の先に君はもういないんでしょ 錆びた鎖と首輪で繋がれたこの醜い私を 殺してよ 愛してよ ねえ誰か 殺しておくれよ 殺してよ 壊してよ ねえお願い 愛しておくれよ
4.
Loup-garou 03:54
今 夜明けを紅に染める時 幻想(ファンタズム)に騙されて? 君の中 隠してる 光を穢すわ ほら 手繰り寄せた道の先に罠はあるわ 猟犬(ハウンド)なんかじゃないわ もっと美しいルー・ガルー 暁の頃 頂戴するわ 命もろとも さあ 夜明けを赤に染めて 君の知らない私を愛してよ 壊してあげるわ 君のことを 嗚呼 その心さえも ほら 目の前で消えていく聖域(サンクチュアリ) 永遠(とわ)の闇から忍び寄る影と 幻想(ファンタズム)に騙されて 私の中 隠してる 匣を開けたなら ほら 凍えるような夜に赤い花は咲くわ 子猫なんかじゃないわ もっと凛々しいルー・ガルー 暁の頃 頂戴するわ 命もろとも さあ 夜明けを赤に染めて 誰も知らない私を憎んでよ 壊してあげるわ 指先から 嗚呼 骨の髄まで ほら 人知れず葬られる生存可能性(サバイバビリティ) 永遠(とわ)の闇へと導かれるのよ 幻想(ファンタズム)に騙されて (Rest In Peace...) さあ 夜明けを赤に染めて 君の知らない私を愛してよ 壊してあげるわ 君のことを 嗚呼 その心さえも ほら 目の前で消えていく聖域(サンクチュアリ) 永遠(とわ)の闇から忍び寄る影と 幻想(ファンタズム)に騙されて
5.
紅の雲 04:57
新しい街 見慣れぬホーム 思ってたより難しい日々 ぼうっと呆けるスーツの上に 舞い降りた花びら 今頃はあなたも 再びの春に 心震えるのでしょう そうだといいな 夕日に映える 川沿いの桜を あなたと二人 見たのも今は昔 移ろい巡る 季節のせいにして 変わっていくのはいつも私たち でも 忘れたくないと 変わりたくないと願うのは罪ですか 言葉にならない不安が襲う 見えてこない明日 ため息ついて見上げた空に ひとひらの花びら あれから色々と悔やんだけれど でもこれでよかったんだと そう信じてる まだ見ぬ日々を 語り合ったりして あなたと二人 笑ったのはいつだっけ 季節が廻り 再びの春に こうして一人思い出すなんてね また 会えたりするかな そんな淡い期待をするなんて罪ですか 川に流れゆく花びらのように 僕は無力で すべてを選ぶなんて出来なかった僕を許さなくていいよ 夕日に映える 川沿いの桜を あなたと二人 見たのも今は昔 移ろい巡る 季節のせいにして 変わっていくのはいつも私たち まだ見ぬ日々を 語り合ったりして あなたと二人 笑ったのはいつだっけ 季節が廻り 再びの春に こうして一人思い出すなんてね でも 忘れたくないと 変わりたくないと願うのは罪ですか また 会えたりするかな そんな淡い期待をするなんて罪ですか
6.
ずるい人 04:09
優しいんだね 君は 誰にでも手を差し伸べてあげる こんな私にも 気が付いてくれるものね でも それはきっと 私のこと選んだわけじゃなくて よくある日々の一コマでしかないよね 優しいんだね 君は 誰よりも明るく振舞って どんな人にも 辛そうな素振りなんか見せないで 知ってるわ 私 本当は決して強くなんかなくて 一人きりの時 こっそり泣いていること 自分のことなんか まるでゴミクズのよう 他人のことばかり背負ってばかりいる君 誰かがいつも側にいて だけどいつも 一人きりで生きていて どうして どうして 君は誰一人選んでくれないの? 君って ずるい人だね 優しいんだね 君は 誰一人傷つけたくなくて ダメな君で泣かせないよう 決して誰一人許せなくて そんなこと 本当は 誰一人気にしちゃいないのに いつまでも 君は 素敵な人で 君って ずるい人だね 君って ずるい人だね
7.
リナリア 03:53
雲走る季節のなか ふいに香るあの花 少し汗ばんだ姿は ふわり微笑むあなたのよう 幸せになんかなれなくてもいい ただこの不安を忘れられるなら 穏やかな死を迎えるくらいなら ねえ 振り向いて欲しい 一度きりでもいいから 夢のような未来へ連れ出して 良いよ 永遠じゃなくて構わない 香らせて リナリア ふと目覚めたベッドの上 ふと思い出すあの花 刹那 覚めてく眩しい夢に 何故か少し胸が痛むよ 唯一になんかなれなくてもいい 嫌な記憶を忘れられるなら ひたすらダメになる一方なら ねえ せめて 振り向いて欲しい 一度きりでもいいから 煌めくような明日へ連れ出して 良いよ 思い通りにならなくて 踊らせて リナリア 風の無い明け方も 燃え落ちてく夕刻も 何度も浮かんでは消した4文字 正気じゃなくなりそう 振り向いて欲しい 一度きりでもいいから 夢のような未来へ連れ出して 良いよ 永遠じゃなくて構わないから ねえ 振り向いて欲しい 一度きりでもいいから 煌めくような明日へ連れ出して 良いよ 思い通りにならなくて 踊らせて リナリア 雲走る季節のなか ふいに香るあの花 少し汗ばんだ姿は ふわり微笑むあなたのよう
8.
普通は嫌だと18年間 叫び続けて乱れた髪 貪り続けた金と性 得てきた快楽 捨てた夢 苦痛は嫌だと18年間 遊び続けて乱れた服 気づけば異常な欲望に 歪(ゆが)んだ心 捨てたバージン 見て 見て 来て 来て アタシを求めて もてはやして 弄んで 好きにして 変態行為に手を染めて 満たされない アタシの穴を埋めて 変態動画を流してる 満たされない アタシの欲望を叶えて 努力は嫌だと18年間 逃避続けて乱れたライフ 結局なんでも努力次第 醜い体 死んだ眼 見て 見て ねえ 見て 来て 来て ねえ 来て アタシを求めて 永遠にもてはやして 永遠に弄んで 好きにして 好きにして ずっと残る アタシの破廉恥 変態行為に手を染めて 満たされない アタシの穴を埋めて 変態動画を流してる 満たされない アタシの欲望を 熱帯夜 いくつ迎えても 満たされない アタシの穴を埋めて もう戻れないと知ってても 満たされない アタシの欲望を叶えて
9.
覚めない夢は朝陽を連れて この世界に注ぐ白色 果ては在るものと 背を向けていたあの時代(とき) 胸の中叫んでいた「希望はどこ?」 …ここだよ。 坂を下って走り出す思いは 空高く 空高く輝く それは決して特別なことじゃない ふとしたことから始まっていく物語 闇を抜けて 風を切り裂いた左手と 握り絞めたままでいる右手 頭抱えて眠れぬ夜は 神様がくれた蒼色 闇を彷徨う 「僕らの明日(あす)は何処に在るの?」 紅に染まっていく頬に流る 宝石 明日を祈って翔けていくこの思いは 揺らぎなく 揺らぎなく貫く 「負けない」強い志 駆け上がる夢舞台 可能性は十分にあるんだ ココロ触れて 雨に濡れていく左手と 雲を晴らす暖かな右手 消えない 覚めない夢なら叶うものと 信じてる 今ならば信じれる それは決して特別なことじゃない ありふれたことから始まっていく物語 見つけ出して 感じてみて 歌ってみて ドラマは今始まったばかり
10.
Liar 03:19
ウソ(ウソ) ホント(ホント) やっぱりウソ(ホント?) 分からない 見えない 知らない (知ってる 見えてる 分かってる) 君 僕 数えきれない(ウソ) ゲームの中 現実の中 矛盾の中 隠れ隠れ 見栄と真相 仮面の中 それは誰? 君の手中で 僕はコロコロ 言葉のあやで 僕をそうイチコロ ウソ(えっそうなの?) ウソ(どっち?) やっぱりウソ 頼りない言葉の群れ (分かってるそれでもハマっちゃう) そう そうじゃない そっちでもない 振り回され 離れ離れ 一人寂しげ 破れかぶれ ダメな僕に その笑顔で トドメさして 君の手中で 僕はコロコロ 誘惑の中で 僕はそうイチコロ
11.
Interlude 01:01
12.
ゆらゆら揺れる水面に 君は何を求めるの? 仮初の上機嫌の中 クラクラすればいいじゃない 夢 そしてWake up 夢 そしてまたWake up 次から次へ飛び移って 一夜限りの人生でしょ 永遠を弄ぼうよ インスタントコーヒー飲み干したら 君の事ホンキにしちゃおうかな インスタントカルマ 語り合って シアワセごっこはじめようよ 君を知りたい 混ざりありたい ねえ シアワセごっこはじめようよ ゆらゆら揺らぐ視界に 日々は何を与えるの? 仮初の常世ならば フラフラすればいいじゃない 夢 そしてWake up 夢 そしてまたWake up 次から次へ貪るだけ 倫理観 ブッ飛ばしたいんでしょ 美意識を弄ぼうよ ミッドナイト 狂気受け入れたら 先の事なんか忘れちゃって ミッドナイト交遊 求めあって シアワセごっこはじめようよ 君を知りたい 混ざりあいたい ねえ シアワセごっこはじめようよ 忘れましょう 与えあいましょう トランキライズしあって ハイになろう 触れ合いましょう 求めあいましょう ヤバい夢 分け合おうよ インシデント 狂気憑りついたら 胸の内を暴き出して インスタントカルマ 語り合って この世はクソと笑いあおうよ インスタントコーヒー飲み干したら 至上命題さえ忘れちゃえ インスタントカルマ 語り合って シアワセごっこはじめようよ 君を知りたい 混ざりあいたい ねえ シアワセごっこはじめようよ ねえ シアワセごっこ はじめようよ

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released July 1, 2017

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Nozomi Aoki Yokohama, Japan

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